元日深夜、石川県で発表された「震度7」の誤報が騒動に
元日の深夜、気象庁が石川県で「震度7の地震を観測した」と発表しましたが、実際の最大震度はわずか震度3だったことが判明。気象庁は何が問題で誤発表があったのか、その真相を公表しました。
メモリに残った過去データが原因!気象庁が誤発表の背後に潜む問題
気象庁は17日、誤発表の原因は地震システムのメモリに残った過去の「最大震度7」データが、何らかの問題で誤って発表されたためだと明らかにしました。一度残したデータが正確でないまま再利用され、混乱を招いたという事態に、気象庁は改善策を講じることを表明しました。
地震システムの不具合が発端、再発防止への取り組みが進行中
気象庁は現在、地震システムに何らかの不具合がある可能性を調査中。過去データの誤発表を受けて、今後はデータを一度ずつ削除する運用に切り替え、再発防止に努めることを発表しました。気象庁の森長官は「混乱を生じさせたことはお詫び申し上げる」と謝罪し、信頼性の向上に向けた取り組みを強調しました。