羽田空港での日航機の炎上事故から1カ月が経ちました。日本航空がパイロットや客室乗務員から聞き取った内容の全容が明らかになり、乗客の命を救った18分の状況が明らかになりました。
緊急着陸後の状況把握、一瞬の異変からの制御不能
日航機が羽田空港C滑走路に着陸した直後、パイロットが異変を察知します。「一瞬何か見え」、強い衝撃があり、その後機体は滑走路右の草地に停止します。乗客は機体が煙を上げる様子を目撃し、パニックが広がります。
パイロットと乗務員の状況判断と迅速な対応
操縦室内は真っ暗で、パイロットらは緊急脱出の必要性を認識します。しかし、システムの故障により連絡が取れず、客室乗務員も同様の状況に直面します。乗務員らは乗客を制止し、突然の事態に対処します。
客室乗務員の判断での脱出手段確保
乗務員の判断で、L1、R1の脱出用スライドが展開され、その後L4も開かれます。乗客と乗務員の協力により、脱出手段が確保され、全員の緊急脱出が完了します。
乗客の感謝と混乱の中の平静
乗客は乗務員の迅速な誘導に感謝し、幸いにもスムーズに脱出できたことを述べます。機長と乗務員らの冷静な判断と行動により、乗客と乗員の全員が無事に脱出することができました。
日航機炎上事故から1カ月、その瞬間瞬間に渡る乗務員と乗客の連携と努力が、多くの命を救ったことが改めて明らかになりました。
