日本郵便は、4月1日からゆうパックや速達郵便物の配達日数を見直し、南関東から九州の一部地域や北海道の函館などへの配達時間を後ろ倒しにすると発表しました。これにより、例えば東京23区から北海道(函館)へのゆうパックの配達時間が、翌々日午前に変更されます。
見直しの理由と影響
2024年問題などを踏まえた法令改正に対応するため、長距離運送便(トラック)の運行方法を中継輸送に切り替えることで、到着時間が後ろ倒しになります。配達日数の変更対象エリアは北海道から九州まで全国に渡り、具体的な詳細は公開されています。
配達希望時間帯の変更も
さらに、ゆうパックの配達希望時間帯についても10月1日に変更があります。19時以降の選択肢として提供されていた「20時-21時」が廃止され、「19時-21時」に統合されます。これにより、配達を担当する社員などの業務負荷が軽減されることが期待されます。
日本郵便は引き続き航空輸送を活用し、可能な限り3月31日までの配達日数を維持する方針です。ただし、普通扱いとする郵便物など一部のサービスには配達日数の変更はないことに留意しておきましょう。
