主なポイント
- 初任給引き上げ率は16%で、大卒で内勤職の転勤が伴う場合が対象。
- 4年ぶりの初任給改定で、労働組合との交渉を経て正式決定予定。
- 金融業界全体で賃上げの動きがあり、政府の要請にも対応している。
- 2030年度に10兆円の株式時価総額目標を掲げ、人的資本への投資を強化。
他の金融機関との比較
- 野村証券が24年度の初任給を24万5000円から26万5000円に引き上げる方針。
- 三菱UFJ銀行は25万5000円、三井住友銀行も同水準。
- 国内大手金融機関の中で、第一生命HDの初任給が突出している。
その他の施策
その他の施策としては、転勤時の一時金も引き上げ、同伴家族の人数や構成に応じて金額を決定しました。また、25年4月入社の新卒採用から、特定の事業領域を選べる制度を導入。異動は入社から5年以内は特定のコース内で、6年目以降は本人の意向や適正などを考慮されるなど様々な施策が行われます。