未来の味覚共有技術登場
NTTドコモが開発した「人間拡張基盤」と呼ばれる最先端技術が、世界初の味覚共有技術として初公開されました。この技術では相手の味覚に合わせ、特殊な液体を用いて五味(甘味、酸味、塩味、苦味、うま味)を再現します。
映画やアニメの料理を体験可能に
具体的なデモとして、「母親が作ったトマトスープを子供が食べたときに感じる味」を再現。大人と子供の味覚の差が体感でき、特に酸味が強く感じられるとのことです。
この技術は、言葉では伝えづらい五感のコミュニケーション手段の拡張を目指しています。
NTTドコモは将来的には、映画やアニメに登場する料理の味を体験できるような利用も視野に入れており、未来のエンターテインメントやグルメ体験に新たな可能性を切り拓く技術となりそうです。