日本全国で始まった「大学入学共通テスト」において、被災した受験生にも特例が用意されています。今年で4回目となる大規模な入試では、被災者が追試験を受けることができる特例措置が行われています。
本試験と追試験のスケジュール
大学入学共通テストは、全国668の試験会場で13日と14日に本試験が実施され、27日と28日には追試験が行われます。受験者総数は約49万1914人で、その結果は全国864の大学などの入試に利用される見通しです。
被災地の受験生への特例対応
能登半島地震で被災した受験生は、被災の程度にかかわらず、「金沢大学角間キャンパス」での追試験を受けることができます。これにより、被災者も安心して受験に臨むことができるでしょう。
その他の特例措置
受験者は受験票をなくしても本試験や追試験を受験でき、地震により紛失した場合でも学生証や顔写真は不要です。また、新型コロナの影響により、今回のテストでは試験中のマスク着用が不要となり、個人の判断が尊重されます。
今回の試験の特徴
出題教科と科目は、新しい学習指導要領に対応して再編され、今回が最後となります。大学入学共通テストは、被災者も含め、公平かつ円滑な受験環境を提供しています。被災した方々が安心して受験できることを願いながら、今後の結果に期待しましょう。
