第47回日本アカデミー賞の優秀賞・新人俳優賞が発表され、映画「ゴジラ-1.0」が作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞などなんと12部門で優秀賞を獲得しました。この映画は第96回米アカデミー賞で視覚効果賞にノミネートされ、第66回(23年度)ブルーリボン賞でも3冠に輝いていたことでも知られています。
「ゴジラ-1.0」が12部門で輝き
山崎貴監督の監督賞と脚本賞、神木隆之介の主演男優賞、浜辺美波の主演女優賞をはじめ、安藤サクラの助演女優賞、撮影賞、照明賞、音楽賞、美術賞、録音賞、編集賞といった多岐にわたる賞を受賞し、その存在感を示しました。
他にも優秀賞を受賞した作品
また、「PERFECT DAYS」が作品賞、役所広司の主演男優賞、ヴィム・ヴェンダース監督の監督賞など3部門で優秀賞を獲得し、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」も優秀アニメーション作品賞を受賞しました。
「こんにちは、母さん」も多部門で輝く
吉永小百合主演の「こんにちは、母さん」も作品賞、吉永の主演女優賞、大泉洋の助演男優賞、永野芽郁の助演女優賞など、計11部門で優秀賞を獲得しました。
「月」は優秀助演男優賞にとどまる
一方で、障がい者殺傷事件をモチーフにした映画「月」は、映画大賞で4冠やブルーリボン賞で監督賞を獲得するなど国内の映画賞を席巻していたものの、日本アカデミー賞では磯村勇斗の優秀助演男優賞にとどまりました。